2018/04

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早朝、五稜郭公園を散歩していたら、カルガモの親子に出会いました。
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毎年、この時期になると、親鳥がひきつれて、お堀を泳ぐ姿、陸にあがって、草むらで餌を取る姿、、、を見ることができます。


そして、水草の花が咲き。

そして、五稜郭を舞台にした市民野外劇の準備が着々と進みます。
お堀には、船も浮かび、大型照明が持ち込まれ、大スペクタクルで函館の歴史を市民自ら演じます。
舞台装置や観覧席が設置され、大道具が持ち込まれ、稽古も熱を帯びてきます。
夏だ!




函館市内の各所に「湘南乃風」が来るぞ!というポスターがぺたぺた張り出されていました。
イベント名は「HAKODATE 黒船2010」、会場は大学のお隣り「道立四季の杜公園」のイベント広場。
屋外ライブです。
朝10時〜午後6時の間に沢山の演奏家がやってくる、というわけです。


でかけてみました。

借景に函館山。
会場に近づくと、地鳴りのような大音響が。
盛り上がっています。
これは、合歓の郷とかウッドストックじゃあないか!(古い)
北海道なら、ライジング・サンてことになると思います。


3000人を超える聴衆が、うちわとタオル(お気に入りの演奏家の名前入り)を振り回し、盛り上がってくるとぴょんぴょん飛び跳ねます。
会場内は、撮影禁止ですから、涙を飲んで、遠景のみ。

きっと公式サイトで当日写真が公開されることでしょう。

運営にあたっているのは「函館黒船地域活性化協議会」という団体。
地元では、首都圏並のファッションショーやライブを企画して、さらりと実行に移してしまう団体として著名です。今回も、約200名のボランティアが一糸乱れず運営にあたっていました。
どんな大規模なイベントを行っても、この団体の事業だけは、チリ一つ残らず(後始末が徹底している)、トラブル一つ起きない。

ホントはライブに一番参加したいはずの若者が、それぞれの持場で黙々と仕事をこなすのです。警備や交通整理担当は、特にも苦情が集まる持ち場なのに、爽やかに対応している姿をあっちこっちで見かけました。

本部には、トランシーバをつけ全体に指示を出しているスーツ姿のグループがいました。あれ!?、函館青年会議所(JC)の藤澤さんだ。様子を聞きにと思って近づいていったら、仲間と一緒に会場内のゴミ拾いを始めるところ。
ああ、そうか。
函館のイベントを裏側からしっかり支えている人達がいる。
なるほど。

このイベントを皮切りに、函館では多くの夏のお祭りが開催されます。
冬のクリスマスファンタジーまで、今日出会った黒船やJCの若者たちに各会場で会釈する機会が増えそうです。
なんだか、楽しみになってきました。






夏至前後の日の長い一日。
私道で遊ぶ子供たちが、大いに遊び、そして痕跡を残してくれます。
それが、おもしろい。

長いしっぽ付きのドラエモン風のキャラクター。
口から火を吹いているのか?!
そこを辿っていくと。


これは、詩か?
嵐の『Believe』かな?
書き写してみます。
「そう 僕らはずっと待っている いつまでも待っている どこまでも続いてゆく道で
心にずっと抱いてる この夢きっと叶うはず 泣いて笑って 進んでゆく」
この画家は嵐のファンなんだろうなぁ。
きっと。


星雲のような多様な描線。
タピエス?
それとも。
具体。
いやいや、抽象絵画なのか(そうです、、なんて)。
マンホールにすりこんだ白いチョークの上を車が走ると軌跡が大分先の方まで続く。
チョークを手につけて、ペタリ、ペタリ
篠原有司男ボクシングペインティングを彷彿とさせます。

路地からカレーのおいしそうな匂いがしてくると、小さな画家達はあっという間に姿を消します。


街角に美しくて親切なサインや地図が整備されると、一層街歩きが楽しくなるものです。
多くの観光客が訪れる函館では、現在、サインと地図の改良がどんどん進んでいます。
成果の一つがこれ。(二十間坂の交差点)
本ブログでも一度紹介しました。


函館市歩行者用案内標識整備協議会(会長は本学の松原教授)が策定したもので、現地でも利用できますが、ホームページからも事前に地図を入手できます。

この協議会は「函館観光は徒歩で移動しながら観光スポットを巡ることが多く,地理に不案内な観光客が安心して歩くことができる道路環境を創出する必要があることから,多言語表記,バリアフリー,ユニバーサルデザインを取り入れた歩行者用の標識の整備を進めるため,各道路管理者や観光関連部局・団体との連携のもとに利用者 の視点に立った検討を行うことを目的とし」て設立されたものです。

報告書や計画書を熟読してみました。
論議や、実装にあたっての検証・評価のプロセスが丁寧に書かれています。
もし、情報デザインに教科書があるとすれば、その一章に是非掲載したい、と感じるほどの優れた実践事例です。
必見(学生諸君!)。

多様な立場、組織を超えて、横断的に議論しています。
情報がバランス良く取捨選択され、正確さと美しさが両立した高品質な地図となりました。
多言語表記は5カ国対応。
ロシア語、ハングル、中国語、英語、日本語が併記されています。

さらに、素晴らしい事に、「元の図面はイラストレーターCS4(ADOBE)で作成しておりますので,ご利用希望の方は下記メールアドレスまでご連絡ください。」とホームページに明記されています。






大学の敷地にある「藤」が満開となりました。
エゾハルゼミの蝉しぐれの中、立ち止まって眺めてみると、なかなかの風情です。
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西部地区にある函館市地域交流まちづくりセンターで会議があったので、昼休みをまたいでかけました。

私は、できる限り公共交通を使うことにしているので、大学からバスと路面電車を乗り継ぎました。
路面電車は特にいいですね!
普段、通勤にバスを使っていますから、何となく日常とは違う、観光客気分が味わえます。

晴れていればなおさらです。

車窓から街並みを眺めながら、あっちこっちに咲き始めた街路の花々を楽しみました。

車内の中吊り広告も楽しい。

写真は、イベント「メディアとしての青函連絡船・産業遺産」の告知です。
産業遺産は函館に良く似合います。

代表格は、路面電車です。
全国の古い車両を集めて、丁寧にレストアして運用しているのですから、動態保存と言えます。
市民が日常生活で、愛用している足がそのままエコミュージアムになっているのです。

現在、函館交通局はこの6月を利用促進キャンペーン期間とし,様々な宣伝活動を展開中。
松風かれんさんというキャラクターも大活躍中とのことです。


十字街電停で下車し、会場にむかいました。
案内板に目をこらすと、多言語表記が充実していることに気がつきました。
更に、奥には鋳物の街路灯が見えます。
この街区はストリートファにチュアの色彩が、かなりのレベルで調整されている事に気づいていただけるでしょうか。


車道の分離帯には、小さな花が植えてあります。
市内の植栽ますの多くは、市民の手で養生されており、多様な花が咲いています。
スイスの街並みに飾ってある花にとても感心してしまいますが、函館だって負けていません!





6月1日から一般公開される旧相馬邸の内覧会にでかけました。

窓からの眺望の美しさと、和洋折衷の面白さ。
秋田蘭画の佐竹曙山、小田野直武や司馬江漢、亜欧堂田善が描く、「洋風画」を彷彿とさせます。
カエデ文様を随所に使った和室と、アカンサス文様の漆喰天井のある洋室に象徴されるありえない混在。
室町以来の教養と、新奇な西洋に対する強い好奇心をドライブするkitschさの抜け難い魅力に、目眩がしてきます。

伝統的建造物群保存地区を代表する「旧函館区公会堂」、「旧イギリス領事館」と文字通り肩を並べる立地。函館、黎明期の豪商相馬家の暮らしぶりを垣間見ることができます。


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内覧会の開催をお祝いして、インスタレーションを制作(監修:華道家元池坊教授 野呂さとみ先生)しました。

この季節の函館に特徴的な「海霧」を題材に、
ケムリソウとテッセン、かすみ草と紫陽花、グロリオーサ、ナデシコ、バラを盛り合わせています。
床の間には、クマガイソウを一輪生けました。


夜、十字街で会議を終えて表に出たら、街路が霧につつまれていました。
港町らしい独特の風情で、ついつい襟をたてて歩いてみたくなります。


この様子を上空から眺めると、どんなだろう?
西部地区に特有の気象現象で、山頂から眺めると雲海に沈んだような面白い光景になります。
函館山は334m。
山頂を覆わずに中腹から下に霧がとどまります。

霧が波のように打ち寄せては、引いていく。
呼吸をしているようなリズムで、ダイナミックに変化していく様子がわかります。

山頂に設置した定点カメラでとらえましたので、紹介します。
10分間隔で撮影しています。朝の8:10〜10:50まで。
ある瞬間にぱっと霧が消え、そしてまた、と、繰り返します。
この日は、14:00頃まで満ち引きが観察されました。

右側の水面が太平洋。左側が函館湾です。
お楽しみください。








快晴の一日。
満開の桜、そして、庭木の花々も咲き乱れているので、早朝の散歩はえも言えぬ甘い香りを楽しむことができました。
東京なら、早春の頃の沈丁花の濃厚な香りだけれど、ここ函館の香りはもっと柔らかく、小さく可憐な爽やかさが混じったような印象です。

五稜郭公園の賑わいに誘われて、小さなビニールシートを敷いて手巻き寿司を頬張りました。
少々汗ばむ気温でしたので、とっておきのサンピン茶を冷やして魔法瓶に入れ、食後にいただきました。
桜の下で道産子が楽しむのは、ジンギスカン鍋と決まっています。
大声でカラオケをがなりたてるでもなく、それぞれのスタイルで、わいわいガヤガヤ、楽しそうに会話を楽しむのです。
先週は、雅楽のグループが花見をしながら、雅な音を奏でていました。なかなかいいものです。


美しい一日は、駆け足で短い夏に向かいます。