2018/05

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 昨年11月、図像と編纂「波響を読み解く」 講演:杉浦康平でスタートした函館圏文化芸術活用事業「文化と編纂」も、この展覧会で年度内のすべての催事が終了します。

 展覧会名は高精細復刻パネルによる「函館の伝統芸術コミニティとデジタルアーカイブ _敍参噺誼嗚携ヾ枌羆支部のいけ花作品写真展」。会期は3月26日(金)18:00まで。
 内容は地域文化の担い手の一つである伝統芸術の足跡をデジタルアーカイブ化によって辿り、次世代に継承する、というもの。
 今回は、華道をテーマに展示をしています。
 道南地域の華道家が歴史上の文献に登場するの生花様式を整備し、家元制度の確立したとされる池坊専定(
1769‐1832 江戸後期)の花展への出品目録(原本のコピーを展示しています)の記載から。戦後、昭和20年代から本格化した道南の華道家の作品写真をデジタルアーカイブ化して年度ごとにまとめ、高精細印刷のポスターとして展示しています。


展覧会であるとともに、華道に関わってきた多くの関係者から、ポスター化に伴って新たにわかったことを語っていただく共同鑑賞会(ワークショップ)を随時行っています。
80歳代の華道家の方々が、それぞれの60年を越える活動を振り返る姿が印象的でした。現代美術に吹き荒れた前衛の影響や、新しい表現様式の発表とその地域への波及などなど。
地域の文化活動が、常に国内の芸術動向とシンクロしながら展開されている姿が浮かび上がってきました。
 好評ですので、新年度には、内容をコンパクトに凝縮して、中心市街地のギャラリーで再度公開することを計画しています。