2018/05

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 未来大学1年生の全学必修科目「情報表現入門、情報表現基礎機廚納茲蠑紊欧蕕譴GAINERの最良の教科書(入門書)「+GAINER」の主著者小林茂さんの新刊が到着したので紹介します。

 その名もずばり。
 「Prototyping Lab」「作りながら考える」ためのレシピ。


 この本の中で紹介されている道具と方法でオリジナルの電化製品を作ってみてください。
 
 「ものづくり革命」で紹介されたような、個人が机の上のパソコンとプログラムの力で多様な電化製品をさっと試作してしまう、という一種の夢を実現できてしまいます。
 同書が出版された頃は、MITの研究グループが、高価な装置とPCで実現していたのです。
 が、今は違う、というのです。

 誰でも、どこでも、安価に平易に楽しめる、というのが紹介されているのが、このレシピの特徴です。

 ちなみに、「大人の科学 Vol.27テクノ工作セット(8ビットマイコン+光残像キット)」なら、同様の基本セットが同封されているので、より簡単に体験できます。

 「情報表現入門、情報表現基礎機廚涼罎砲眦仂譴垢Prototyping(プロトタイピング)という概念は、開発にあたって、「実際に動く試作品を開発の初期段階で作ること、その手法やプロセスのことを言います。機能や発想を具体的な形にすることで、製品を使うと想定されている人々(利用者)から早期に使い心地に関する評価を得ることができる」のです。失敗による開発費用を低減させる効用も注目されています。

 まずは「作り始めること」。
 そして、その過程で学ぶこと。
 不都合が生じたら、徹底的に直して、さらに考えること。工夫すること。

 、、、よく考えてみたら、昔、ラジオ少年達が極めて熱心に取り組んでいた「電子工作」の楽しい時間をそのまま現代に蘇らせた感じです。

 「「Prototyping Lab」「作りながら考える」」を入手されたら、是非「謝辞」の項も御覧ください。
本学の美馬先生や迎山先生が同書の出版に大きな貢献があったことが明記されています。
 今年度スタートした新しい科目「情報表現入門、情報表現基礎機廚隆靄楡澤廚發二人が深く関わっていらっしゃるので、このブログの「カテゴリー:函館へ」で紹介することにしました。


おまけとして、
前作の「+GAINER」が出版された際に、北海道新聞に私が書いた書評を再掲します。
「世界中のパソコンはネットでつながっている。だから、極小パソコンでもある携帯電話からも、ポンとボタンを押せばメールが地球の裏側に瞬時に送信される。 こうした日常をおくっていると「未来はコンピューターが社会に遍在して人間生活を支える」というユビキタス社会が現実になったという実感が素直にわいてくる。  しかし、遍在著しい高性能パソコンの方は相変わらず面倒な操作手順で多くの人を困らせている現実がある。  これに異を唱えているのが、表題のPhisycal Computing(フィジカルコンピューティング)の試みだ。「プログラミング」と「電子工作」 の合わせ技で、面倒な「キーボード」と「マウス」ではできなかった「人間と機械の新しい付き合い方」を開発・研究する。  GAINER(ゲイナー)はこの試みを廉価に楽しむための入門キットの名称だ。クックブック(料理本)である本書には、任天堂「Wii」リモコンで有名 になったさまざまな身体動作を検出する各種センサーをつないで、弦無しで演奏可能なギターの作り方や、蛇口をひねると水にちなんだ言葉が映像として流れ出 てくる不思議な装置がふんだんに紹介されている。専門家たちが十年ほど前から取り組んできた最新の成果を作りながら追体験できる仕掛けだ。」