2018/07

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大野一雄さんが亡くなった(6月1日)事を新聞紙面で知った。
享年103。

日本語のうち、オリジナルの意味と発音を保ちながら英語として流布するのは稀なことだ。
近代以降、特にも輸入超過な日本の文化領域では、指折り数えるほど。(たとえば、前衛美術の具体美術:GUTAI)

舞踏転じてBUTOH。
創始者の土方巽にはじまり、麿赤児、勅使川三郎や山海塾などなど、キラ星のような表現者が輩出している。故野口三千三の野口体操との相乗効果で、凄まじく独自性の高い身体操法を作り上げた。

大野さんは、最年長として、もっとも長期にわたり活動し、世界的なBUTOHブームを巻き起こした強力な牽引車だったと思う。

大野さんが函館で2003年に行った、「我が母の教え給いし歌」公演を拝見したことがある。
最後の公演だったと思う。
「鬼気迫る」表現というのは、こういう稀な事を指すのだろう。


なぜ、函館で?

帰り道に「函館出身だから」という事を、太田誠一さんから聞いて納得した。

太田さんは、函館で映画を撮影する撮影クルーの世話をロケハンの段階からクランクアップまでの全ての面倒を見る著名な地元のコーディネーター。若いときに、舞踏にハマっていたらしい。

そういえば、強烈な個性を発揮する、舞踏家ギリヤーク尼ヶ崎さんも函館出身だった。

著名な舞踏家が二人も。

他の芸術分野でも、活躍中の出身者が数多くいる。
函館は、不思議な力のある街です。