2019/01

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

......


本当は凄いゲームの力


ゲームは面白いだけじゃない!?


新たな可能性を切り開く

「ゲームは本当に頭に悪いのか?」ここに一つの疑問が投げられた。その疑問
に答えるために、公立はこだて未来大学の松木裕作さん(22)は、ゲームとの正
しい付き合い方である「ゲームリテラシー」の研究を行っている。



ゲームは急速に発展・普及し、今の日本において一般的な娯楽の一部になった。
しかしその結果、「ゲームは頭に良くない。」や「ゲームをやると暴力性が増
す。」などといった批判や問題が発生。これらの誤解のためゲームは、社会に
まだまだ受け入れられていない。

少し前の日本では、新聞やTV、インターネットなどのメディアでもゲームと
同様に批判や問題とされる時期があった。しかし、今ではそれらのメディアに
対しての付き合い方である「メディアリテラシー」が定義され、そのような誤
解が少なくなった。ここで「リテラシー」とは、簡単にいえば「読み書きでき
る能力」という意味。この概念をもとに小学校の教育では、TVやインターネッ
トについて勉強し、実際に体験するワークショップ型の教育が行われる。


正しいゲームとの付き合い方を理解できれば、ゲームの可能性は広がる

 

日本では、新聞やテレビといった旧来のメディアに対する「メディアリテラシ
ー」は充分に身に付いていても、ゲームのような新しいメディアについてはま
だ不十分。これは諸外国に比べ、かなり遅れていると言わざるを得ない。これ
はゲームを単なる娯楽だと決めつけてしまい、エンターテインメント性が学校
教育の中でなかなか位置付けられずにいる状況が原因である。


松木さんはゲームへの誤解を解くために、ゲームとの正しい付き合い方である
「ゲームリテラシー」を提唱。しかし、「ゲームリテラシー」という概念はま
だ新しく、考えなければならないことが山積み。そこで松木さんは、カナダの
ゲーム成功事例などの分析や、「メディアリテラシー」を参考にしながら、
ゲームの有用性や将来性について検討中である。今後は、その概念をもとにゲ
ームを取り巻く環境のデザインをしていきたいと言う。
(鈴木祥太)